2008-01-01から1年間の記事一覧

この道の肝要なれば....

物まねの品々、筆に盡し難し。さりながら、この道の肝要なれば、その品々を、いかにもいかにも嗜むべし。およそ、何事をも、残さず、よく似せんが本意なり。しかれども、また、事によりて、濃き、薄きを知るべし。 -『風姿花伝』世阿弥(岩波文庫)風姿花傳…

公案して思ふべし。

一、公案して思ふべし。我が位のほどをよくよく心得ぬれば、それほどの花は一期失せず。位より上の上手と思へば、本ありつる位の花も失するなり。よくよく心得べし。 -『風姿花伝』世阿弥(岩波文庫)風姿花傳第一 年來稽古條々「二十四、五」より一部抜粋 -…

眞の目利きは...

本、名人などなれども、當座の花に珍らしくして、立合勝負にも一旦勝つ時は、人も思ひ上げ、主も上手と思い初むるなり。これ、返す返す、主のため仇なり。これも誠の花には非ず。年の盛りと、見る人の、一旦の心の珍しき花なり。眞の目利きは見分くべし。 -…

ちゃんとしたもみじの写真

今日は本当に天候も良かったので、朝から北野天満宮さんのもみじ苑へ。写真いっぱい撮りました。

北野さんとこのもみじ苑

iPhoneにて撮影したもみじ苑。 今日は本当に綺麗。 *写真を再掲載しました。

古きを學び、新しきを賞する中にも....

されば、古きを學び、新しきを賞する中にも、全く、風流を邪[よこしま]にすることなかれ。ただ、言葉賤[いや]しからずして、姿幽玄ならんを、(承[う]けたる)達人とは申すべきか。先づ、(この)道に至らんと思はん者は、非道を行ずべからず。ただし、歌道…

inclusive design workshop with Re:Creator's Kansai

*画質が粗いです。 やっと、報告がまとまりました。できました。時間かかりましたwでも、じっくりと見つめなおしたかった部分もありましたので...とりあえず、参加の報告を掲載します。結構、長くなりましたが。 11月19日*1は、Re:Creator's Kansai (リク…

本の購入と図書館でかりた本

■購入した書籍たち(古書籍を含む)風姿花伝 (岩波文庫)作者: 世阿弥,野上豊一郎,西尾実出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958/10/25メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 39回この商品を含むブログ (77件) を見る 以前、id:e_mukkuに紹介してもらって、どう…

頭の中のあれこれ

ここしばらくは、頭の中があまり整理がついていない。あれやこれやと一気に流し込まれると、ショートしやすい性格なのである。もちろん整理を試みるのだが、何ぶん一斉に流れ来ることであるから、頭の中がパニックを起こしそうになる。現在、頭の中で考えて…

φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

客観的命題とはただ、この世に現れ、この世に残る、現象という地層、すなわち歴史だ。どう考え、何を目指したか、何を恐れ、何を避けようとしたのか、そういった意志は風化して消えてしまう。残るのは、誰が死んだのか、何が作られ、何が壊されたのか、とい…

DARS

これが今のお気に入り。

ブックカバー

先日のid:gintacatさんによる『http://d.hatena.ne.jp/gintacat/20081022/1224671177』という記事を見て、古書店の文庫本によくパラフィン紙のブックカバーがあったなぁと思い出しました。時間が経つと少し茶色く変色してくるんですよね。すぐにぼろぼろと破…

NEED KAJIMA

『鹿島』の第1弾と第2弾の広告。株式会社プロダクション I . Gとのコラボレーション企画。内容はこんな感じ。 2006/10/16 鹿島(社長:中村満義)は新しい広告を制作。世界的アニメーション制作会社「株式会社プロダクション・アイジー(以下プロダクショ…

パーソナリティの喪失

「人が亡くなるのと悲しくなるのはどうしてですか?」萌絵は突然きいた。 「そうだね……」犀川は少し驚いたが、ひと呼吸おいて考えながら答えた。「一般論を言うつもりはないが……。悲しいという感情が、そもそもパーソナリティの喪失に対して象徴される概念だ…

頭を整理させるための思考実験

ここ最近、どうも数的な処理における頭の思考性が鈍ってきているように感じてしまい、頭が数学的思考実験を欲しているようです。という訳で、別ブログにてこないだから実験ブログ開始中。といっても、基本的な部分から始めていく必要があると感じ、高校数学…

バランス

『攻めの姿勢』と『守りの姿勢』は、バランスが大切。

先日のユニバーサルデザイン記事について

先日の【ユニバーサルデザインの7原則 - My feedback life】という記事で、ユニバーサルデザインに関する記事について、抜粋とともにその再認識について話に触れました。ここで『再認識』という言葉を使ったのは、そこで説明されている定義や説明が論拠に偏…

11/19インクルーシブデザインワークショップ

先日からid:aratako0さんより、上記の企画が告知されています。それが「インクルーシブデザインワークショップやるよ! - Trans」という記事です。こっちでも少し抜粋してご紹介しておきましょう。 インクルーシブデザインとは....インクルーシブ(inclusive…

デザインの話の前に

さっきの『デザインの記事のつづき』の前に、森博嗣先生の"MORI LOG ACADEMY"を拝読していて、『http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/10/post_2179.php』という記事にとても興味を持ったので、綴っておこうと思う。 このように、学校で習うこ…

ユニバーサルデザインの7原則

『ケータイ用語の基礎知識 第394回:ユニバーサルデザイン とは』を見て、改めて再確認が必要だと認識したので、記載します。■キーワード UD(Universal Design) 人間中心設計(Human-centred design) ISO 13407 ロナルド・ローレンス・メイス(Ronald Lawre…

アートのための数学

アートのための数学作者: 牟田淳出版社/メーカー: オーム社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 214回この商品を含むブログ (56件) を見る 購入はしていないですが、先日からとても気になっている本です。ベジェ曲線を調べていてたまたま…

outputするための場所

こないだからずっと考えていたことがありまして。それは、自分が得た知識などをアウトプット(output)する場所が必要ではないかということ。もちろん、このMy feedback lifeでも可能なのですけど、自分の思ったこと感じたことと、基礎知識として得てきたこと…

「知」のネットワーク

「知」のネットワーク―時代を変える7つのキーワード (PHP文庫)作者: 大前研一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1998/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 少し古い本(1998)ではなるが、現代社会における事象において、どのように対処して…

はてブで取り上げられていたSubversion

ちょうどタイミングよくはてブにSubversionに関しての記事がありました。昨日の話といい感じでリンクしてきます。こういう時って何かリンクして来るような話題がうまく集まってくるので、楽しいですね。 ディノオープンラボラトリ / Subversion設定の標準化

The construction of the Web site by the Progressive Enhancement

英語で書いたからこんな言葉になったけど『累進的拡張によるWEBサイトの構築』という話題。「マイコミジャーナル」さんで昨日に記事として掲載された。記事でまとめられたものは次の通りである。 累進的拡張戦略 最小限の共通部分から開始する 構造に対して…

CSS Nite in Osaka vol.12 に行ってきたよ。

今日は朝から、頭痛でかなり身体の一時的制限を受けましたが、午後からはいつもの薬の効き目もあり、ましになりましたので、予定通り、CSS Nite in Osaka vol.12に行ってきました。AS3とaltに関する話をメインに聴きに行ってきました。こういう勉強会で覚え…

朝から頭が痛い

今朝は頭が痛いのです...昨晩の深夜から少し痛みを感じていたのだが、朝もキツかったです。どうも以前の症状が出てきたみたいです。ストレスが極度にかかると、首筋から後頭部にかけて筋肉が張ったような感じになり、それが頭痛を引き起こしている訳でして..…

興味のある風刺

昨日、ノーベル経済学賞にP.Krugmanが選ばれました。クルーグマンというと日本の経済状況を「流動性の罠」に陥っていると分析し、「インフレターゲット論」などによる日本の景気安定化政策をコラムとして寄せていた経済学者です。この人が国際経済学を学んだ…

読み直したい本

ここ最近、ペーパーブックを読む機会を失っている。その理由が、洋書を読みすすめていくほど、心のゆとりがないからである(端的にいえば、そこまでの体力がない)。でも、読み直したい本は数冊ほどある。 これは、しばらく読んでいない。DVDのほうも持っ…

八幡社神幸祭

こないだからバタバタとしておりましたが、ようやく田舎の神幸祭に行ってきました。京都の本当に田舎にあたるのですが、氏子地区及び宮仕、諸役が御神輿を守りながら、地区を練り歩きます。子供のころから親しんできたお祭りだけに、毎年、深い思いを感じま…