CSS Nite in Osaka vol.12 に行ってきたよ。

 今日は朝から、頭痛でかなり身体の一時的制限を受けましたが、午後からはいつもの薬の効き目もあり、ましになりましたので、予定通り、CSS Nite in Osaka vol.12に行ってきました。AS3とaltに関する話をメインに聴きに行ってきました。こういう勉強会で覚えたことは、私の場合すぐにゆっくりと時間をかけて整理する必要があるので、親睦会にはあまり参加できません(実際は講演が終わってから、近くの店でうちあわせが入っていたり、以前の会社に寄ることになっていることが多いので、整理だけが不参加の理由ではないのですが。)。というわけで、忘れないうちに分かるところはまとめておきましょう。

 個人的な意見やこういうアプローチがあるという部分にも少し言及しましたが、基本的には詳しく書いてないので、各スピーカさんのフォローを待っていますw

  • 『脱・やらず嫌い!デザイナーさんのためのFlash ActionScript 3.0 入門以前編』/秋葉秀樹さん

秋葉さんのHP

 ActionScript3は、プログラマーでなくても、それほど難しくないし、むしろコツをつかめば、色々と出来るんだよ〜という話。本当に基本的な部分の話だが、しっかりとまとまっているため、聴者にとっては分かりやすかったのではないだろうか。しかし、一部には難しいという声が聴かれたことを鑑みると、オブジェクト指向の基礎がないと少し分かりづらいのかもしれない。

 以前から、古荘さんのブログで連載していた『デザイナーのためのプログラミング入門(カテゴリー)』を見てから、話を聴くと理解しやすいかもしれない。しかし、演算子や変数に関しての制御の部分もあるので、その部分も基礎知識として持ち合わせる必要であることは言うまでもない。理解するにあたっては、実際に既存のオブジェクトに制御されている数値を変更してみて、どのように変化するのかを観察した方が、理解がより深まるといえるだろう。また、XML解析に関しては、AS2から3に移行するにあたり、非常に単純化されたことは特徴的であり、分かりやすかったのではないだろうか。

*参考リンク
Flashの基礎を無料で習得!ActionScript入門(@IT)
Structur Css Framework

  • 『はじめてのSubversion(サブバージョン)』/西畑一馬(to-R)さん

西畑さんのHP(to-R)

 バージョン管理を行う「Subversion」の使い方やメリットについての話。『Subversion』とはプログラムなどのソースコードのバージョン管理を行うシステムのこと。リポジトリに対し、ネットワークを通じて、すべてのファイルを一元化することにより、管理コストを最小限に抑えることが出来る。常に最新版のコピーに対し変更を行っていくため、複数人が同じファイルを変更することが可能となるという点や差分も管理されることにより、不備の部分における原因追及を容易に調べることも可能となる。

 後ろの方で話を聞いていたのだけれども、少し聞き取りづらかったのが、他の人にとっては残念だったのかもしれない。しかし、内容としては有意義であることに変わりはない。

*参考リンク
結城浩 - The Essence of Programming / Subversionの基礎練習
ディノオープンラボラトリ / Subversion設定の標準化

  • 『alt属性考』/小嶋 新(しゃらく)さん

しゃらくさん
Trans
NPTechナビ | 「社会課題の解決をITで解決する」ためのWebメディア

 この論については、私も以前から考えを張り巡らしていた内容であったので、とても興味を持って拝聴していた。WEBアクセシビリティにおける重要な部分が"alt"である。画像の部分における代替テキストは、注意を払う必要がある。その部分を分かりやすく、多くのページを使って解説されていた点は、こないだからtwitterでコメントされていた通りの大変さを感じた。詳しくは改めて、小嶋氏から詳しいまとめが公開されるだろうため、まとめはこのくらいで。

(後ほど追記。)

  • 『ベジェ再入門』/鷹野雅弘(スイッチ)さん

株式会社スイッチ

 ベジェ曲線は、私が一度挫折したことのある内容だ。分かりやすいサイトがあったので、リンクしておく→D Factory.:Illustratorベジェ曲線講座1

 ベジェ曲線とは「複数の制御点を得ることで、滑らかに描写をされる曲線のこと」である。制御点をB0,B1, ..., BN-1とすると、ベジェ曲線は次の数式で表される。
P(t)=\sum _{i=0}^{N-1} B^_iJ^_{(N-1)}^_i(t)

また、この時のJni(t)はバーンスタイン基底関数である。
J^_{ni}(t)=\begin{pmatrix}n\\i&#92end{pmatrix}t^i(1-t)^{n-i}

 これらを用いて、滑らかな曲線を描くことになる。円を描く場合は、アンカーポイントと呼ばれる4点用いて、描く。(これは講演の中で言及されていた。)この要素を用いて、イラストレータによる滑らかな曲線が得られる。例えば、フォントなんかは講演でも一例として紹介されていた。

(追記予定)

まとめ、以上。

 簡単に今回のCSS Niteのまとめを綴りました。といっても、ペジェだけは、少し詳しい目に綴っておきました。数学理論の話だけど、もう少しグラフを用いて説明できた方が良かったかな。各スピーカさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

*追記
(20081016)各スピーカサイト/関連サイトをリンク。