いのべーしょん談義@京都 その弐

 (遅ればせながら、ようやくまとまりましたので(*1)、掲載を致します。)
 7月15日夕刻より『いのべーしょん談義@京都 その2』が西陣町家スタジオにて開催されました。前回の『いのべーしょん談義@京都』には、ライフネット生命保険社長・出口治明さんにご講演いただきましたが、今回は副社長でいらっしゃる岩瀬大輔さんにおこしいただき、ご講演いただきました。

 今回も少し講演内容は、前回同様にtwitterでtsudaりましたが、質問や補足に関しては、実況を省略しました。今回は質疑応答が中心に行われ、また回答内容が結構、内々の内容であることもあり、その点はご了承願います。また講演内容は岩瀬さんに帰属するものであります。

 今回の講演に関しては、私はあまりまとめきれませんので、参加者のみなさんのブログを参照をお願いします。

■いのべーしょん談義@京都 その弐 記事一覧

 せっかくなので、私の簡単なTLとノートなどをこちらに記し、最後、個人的な感想という感じに綴りたいと思います。

■今回のtwitter TL(途中、意味不明なところは申し訳ないです。)
  • いのべーしょん@京都のはじまりはじまり。
  • ごとうさんによる岩瀬さんの経歴概略、つながり、経緯等々。
  • e-mobileの千本さん*2の話を聞いて。調達はグローバル規格を使っているので安い。
  • インターネットマーケティングは安いと思われてるが、実際はあまりかわりない。
  • ネットの特性を活かす。ウェブぽさ、つながりなどの特性を活かしていく。
  • TVCMで、安さをどれだけ伝えるか。
  • お客さんのリアクションで安さを伝える。
  • モバイルとの相性はすごく良い。
  • 後藤さんから解説。e-mobile 千本社長に関する補足。
  • <今回は質問関連は、内容が濃いものなので、控えています。>
  • 岩瀬さんと出口さんは意見が合う。環境次第でアントレプレネウリアルな環境がある。
  • 業界では出口さんは暴れん坊だった。
  • 会社を作るのは手作りから。ベンチャーとしてのありかた。(出口さんが定款を手作り。)
  • サイト制作では、デザインよりSEOを中心に。
  • 出口社長は、ネット知識に長けている。
■Noteより(一部は近藤さんの記事を参考にさせていただいてます。)
  • 安くする→『営業をしない=安くなる』ではない。
  • 営業という『機能』を省略することは出来ない。
  • だから、CMが『営業』という機能を担う。
  • 細かくコスト構造を分析すると、説得する費用などがかかってくる。
  • パブリシティを利用することにしていた。
  • GREEのTVCMはCPA*3が良く、携帯によるアクセスが増加したという話を聴いた。→TVCMもよいかも...
  • お金を使う金額とラインを決めることにした。
  • 試験的に福岡限定でCMを打つことにした。理由は、ITリテラシを有しており、コストが首都圏に比べると10分の1、ある程度の市場規模を有しているため、標準的なサンプルで調査を行うことができるから。
  • (後藤氏補足)通常、テストマーケティングは静岡などで行われることが多い。コストが安く、人口的に地元からの移動が少ないため、標準的なサンプリングを行うことができるから。
  • ネットの特性を生かしていく。←これはサイト制作のSEOとかの話とかの部分。
  • ネットの活用である意味、出口さんと岩瀬さんで違う部分がある。
  • 岩瀬さんはどちらかというとコミュニケーション面ではアナログ(年賀状やパンフレットは手書きで)に考えている。(人肌感)
  • 出口さんは、逆にデジタル指向でパンフなどはPDFなどで、年賀状などはメールでといった指向性をもっている。
(下記5項目はCUSCUSさんより抜粋。)
  • 何をやるかを考えるより、
  • 人がやらないことをやりたい。
  • すごく魅力的な人達とやりたい。
  • 社会にインパクトを与える(と自分が思う)ことをやりたい。
  • 自分でなければやれない(と自分が思う)ことをやりたい。
・以下、Note続き。
  • ビジネスは渋いほうが儲かる。
  • 生命保険は、そういう意味ではシブい。
  • Warren Edward Buffett*4のBerkshire Hathaway*5は、保険業である。→日本のバフェットに?
  • 『人が全て!』(これは、他講演でもおっしゃっているピープル、ピープル、ピープル!の部分だと思います。)
  • 「Bクラスの人はCクラスの人を連れてくるが、Aクラスの人はAクラスを連れてくる。だから採用は妥協してはならない」(別講演のことばより)
  • (投資家への説明の時、)何がリスクかを明確に伝える。
  • 優秀な人材を集める。そうすることで、つながりが生まれる。
  • 社長や副社長の役割は『プロデューサー』。社員さんを回って、相談にのったり会話をしたり。
  • 最初はコミュニケーションツールとして、はてグを使ったり、MixiのようなSNSを利用した。
  • そういう環境から自然に毎週勉強会が自発的に行われる。
  • GQ*6を読むことで知る。
  • 優秀な人材が入ってくると、その人と一緒にしたいと思う人が自然と集まってくる(連れてきてくれる。)
  • ex.中田 華寿子氏*7ブランディング
■個人としての感想

 前回の出口さんの講演と併せて考えてみますと、本当にキーワードに「人」ということばが共通して重要に感じます。ひとのつながりから、巡り合わせ、そして、仕事の仲間たち。その要素がそれぞれにつながり合い、集い、影響し合い、最善の環境を生み出されているように感じます。そして、それぞれが役割をしっかりと認識し、自身の志向性を明確に持つことで、現状に満足せず、常に進まれているからこそ、全体としての大きな躍進をされていると感じました。

 私自身も多くのかたとお会いしてきましたが、ご活躍されている方、注目されていらっしゃる方に共通しているのは「ひと」としての魅力が溢れていらっしゃいます。それは、ご自身も魅力ある方と仕事がしたい!と思っておられるからこそ、そういう人々は集まって来るのでしょう。もちろん、自身の魅力を過信してはいけません。あくまで自身を客観的に理解し、着実で純粋なる努力をもとに、他者からも魅力的だと思わせるひとであるからこそだと思います。

 人間力ということばをよく耳にしますが、純粋に「ひと」としての魅力が大きいひとほど、ひとがひとを呼び寄せる連鎖を生み出していらっしゃるように感じます。

■最後に御礼

 最後になりましたが、ご講演をいただきましたライフネット生命 代表取締役副社長 岩瀬 大輔さんには、非常に楽しくも興味深い講演をしていただきまして、誠に有り難う御座いました。直接、お話は出来ませんでしたが、この場では御座いますが、厚く御礼を申し上げます。

 そして、今回もコーディネータ、司会を行っていただきました後藤さんには厚く御礼を申し上げます。東京へと拠点を移されるとのことで、今後更なるご活躍を期待しています。そして、場所の提供や告知、お世話になってばかりの中西先生(gintacat)にも、厚く御礼を申し上げます。参加者のみなさんもありがとうございました。こちらから勝手ながら、TBさせていただきましたので、また宜しくお願いを致します。

 そして、ご報告が遅くなりまして、誠に申し訳ありませんでした。

 Nobuyuki Hozumi

*1:ほんとにまとまってるのかは不明ですが...

*2:e-mobile代表取締役会長千本倖生氏

*3:成果一件あたりの支払額

*4:ウォーレン・バフェット - Wikipediaを参照

*5:バークシャー・ハサウェイ - Wikipediaを参照

*6:雑誌http://www.gqjapan.jp/

*7:スターバックス コーヒー ジャパン株式会社 マーケティング・PRマネジャー