ふたたび伊勢神宮へ

 先日の九月八日。伊勢神宮外宮へ行って参りました。三年前にいつもお世話になっている宮司先生にお誘いを受け、伊勢神宮内宮にて御垣内参拝に同行をさせていただきまして、今年もどうですか?というお誘いをいただいた次第です。

 早朝より観光バスで神社の崇敬会や総代のみなさまと共に京都を出発し、京都東インターから名神新名神〜東名阪〜伊勢道というルートで参りました。ほかにも数名の宮司先生も参加されており、バスの中でいろいろなお話を伺いながら、伊勢神宮外宮を目指しました。

 伊勢神宮に到着後、すぐに神楽殿へ。待合室へ通されて、しばらく待っていると若い神職さんに先導していただいて、大きな部屋へと通されます。そこで御神楽をあげていただきます。これを拝見した後、神楽殿を出て、御正殿と呼ばれる本殿へ向かいます(写真は御正殿の入り口にあたる鳥居)。

 通常、お参りする場合は拝所とよばれるところから拝礼をします。しかしながら、今回は神社関係で正式に参拝に参りましたので、御垣内と呼ばれる所まで通していただきます。そこで、若い神職さんの説明を受けて参拝をさせていただきます。

 その後、外宮境内に祀られている風宮、多賀宮、土宮をそれぞれ参拝し(上記写真は土宮)、伊勢神宮外宮をあとにしました。そして、賢島へ向かって昼食。普段はお酒をあまり飲まないのですが、せっかくなので冷酒をちょこちょこいただきながら、楽しいおひるごはんでした。そして、バスで伊雑宮(いざわのみや)へと向かいます。こちらへ行く途中には、さまざまな伊勢神宮に関する神社、名勝を横切るので、所々でお隣に座っておられた宮司先生(神職の養成機関で教えておられる先生)にいろいろと教えていただきました。

 到着した伊雑宮は六月に行われる御田植祭が有名だそうで、森と田んぼに囲まれた静かな神社でした。こちらも式年遷宮を行われるとのことで、常駐されている神職さんにお話を伺うと平成二十六年に行うとのことでした。

 こういう神社は本当に心が顕われますね。なんだろう、普段の雑多な生活から開放された感じがまた気持ちが落ちついて、すぅ〜って爽やかな気持ちになるものです。そして、最後はお土産屋さんに寄って(三年前にも立ち寄ったお店でしたw)、京都へと戻って参りました。

 もちろん、個人でいった方がいろいろと確かにまわれるのですが、先生方にいろいろと教えてもらいながら、わいわいとお参りに行くのもイイものですし、なかなか体験出来ないですからね。今年も貴重な体験をさせていただきました。