新年雅楽始めの儀


 正月十日、うちの氏神さんであられる賀茂御祖神社下鴨神社)にて、「新年雅楽始めの儀」に伺いました。お宮さんでは、いつもお世話になっている先生方にご挨拶。そして、供御所にて儀式を拝見させていただきました。恒例の奏楽「君が代」と会歌である「雲居まで」、舞楽「延喜楽」が披露されました。

 この舞楽「延喜楽」は、昨年の宇治平等院の壁画から確認された絵画の下絵線で描かれていたことが確認されています。平安期の舞楽が、現在もこのように目の前で舞われていることを思うと、とても貴重であることを感じたひとときでありました。

リンク:『京都新聞 2010年3月24日「演目は「延喜楽」、平等院の壁画 近赤外線調査で判明」』