ひらめき

本当にむずかしい対象を相手にする場合は、1回のKJ法のセッションでわかろうとすること自体が間違っているのだろうなと思いました。1回のセッションは「わかった」とはならないまでも、とりあえず最後まで形にはしてみて、また時間をおいて後日考えてみるというのも「ひらめき」のためには必要なんだろうな、と。


もちろん、それはKJ法を用いる場合だけではなく、何か未知のものに対するときには当てはまることで、いろんな切り口で取り組んでみて、そこでわからなかったらいったん寝かせるということが必要なんでしょう。


 ちょこちょこ拝見させていただいていて、実は本も拝読させていただいている棚橋さんの記事から。ひらめきというのは、タイトルのようにいったん思考を保留したほうが、一度その指向性がリセットされるので、ふと考えつくのが多いというのは同感です。

 全く次元は違いますが、パズルをしている時に解けなくて、しばらく保留しておいて、全然違う時に『あ、この方法があったか!』とひらめくことが往々にしてあります。これは他の時でも同様の法則というか、ひらめくための条件なんだと思います。ゼロベースな頭で考え直す状態がひらめきの法則なのかもしれません。