SCANDINAVIAN

SCANDINAVIAN SPECIAL MOOK

ボルボ』と『Excite』のコラボ企画。スカンジナビアの文化・歴史を深くひもときながら、"Design”特にモダンテイストのitemに焦点を合わせ、SCANDI-の最新TrendをReportしている。では、何故、ボルボになるのかという話になるのだが、以下のようなコメントをデザインコンペにて寄せている。

ボルボは、このスカンジナビアのデザインと歴史の中で、祖国スウェーデンの自然環境に大きく影響を受けながら、「シンプルで機能的な美しさ」という日本の美意識にも似たデザイン哲学のもとにクルマを創っています。

ボルボ』は"SCANDINAVIAN DESIGN"を基調としてProductしてきたことを明確に出している。ここに原点があると明示されたことで、なるほどなと思う私がいる。『シンプルで機能的な美しさ』というデザイン哲学は、過去に諸用で訪れた名古屋『国際デザインセンター(IdcN)』にて展示されている椅子(柳宗理などの著名なかたがたのデザインされたもの)にうまく言葉に当てはまり、かつ、そのフォルムは人間特有の持ち合わせているしなやかさをどの作品にも感じることができた。これはボルボのいう『デザイン』に通じているのだといえる。日本人の美意識というとイメージを固定化させている感を否めないが、そのフォルムは通じているといってもよいかもしれない。


ちなみに、今年『第1回ボルボ アート&デザイン コンペティション2008』が行われる。ボルボ・カーズ・ジャパンは以下の2つの方針を打ち出している。

一つは、才能あるこれからのアーティストやデザイナーに作品発表の機会を与え、創作活動を支援していくこと。もう一つは、全国7万5千人のボルボオーナーに配布されるボルボ・カーズ・ジャパンの2009年カレンダーに受賞作品を起用し、現代的でスタイリッシュなカレンダーを創ることです。

コンペはこれを基軸として行われることを明言されている。ちなみに今回のテーマは以下の通り。

また、コンペティションサイト内には、"SCANDINAVIAN DESIGN"についてのレクチャもmovieで準備されており(もちろん基本はボルボ車を中心として説明)、これはコンペに参加しない者にとっても有益なレクチャではないかと思う。

コンペのメインサイトを下記にリンクする。
『第1回ボルボ アート&デザイン コンペティション2008』