俯瞰する視点

ここしばらく色々な会議に出席していたが、常々想う事は会議はHeatUPしていく場合が往々にしてある。これは、議論に集中されていて、とても良いことだがweakpointでもある。というのは、声を上げる人のみが中心となってしまい、難しい言語を用いて、その部分の人だけで世界を作り上げてしまうからだ。

私自身は、基本的には口を出さない。その代わり、一歩引いて全体の状況を俯瞰する。つまりは、一歩外に身を置いてみるのだ。そうすると、どういう状況であるかが、分かってくる。そして、難しい言葉などが飛び交い始めると、ワザと茶々を入れて、主旨と意味合いの説明を求める。時には、割って入る場合も多い。それは、全体が置いてけぼりにされている可能性があるからだ。

会議には少なからずテーマがあるわけだから、それに対して、到達点を見出していく事が重要なのだが、わかっている人間だけで議論が進めて、あとは傍観者に仕立て上げるような会議は好ましい事ではない。時には、議論を覆す重要な視点を持った参加者も潜んでいる可能性は高い。常に俯瞰する目を持ち、状況を把握する視点を持つことがより良い方向性を見出すポイントになるといえる。(もちろん、例外な場合もあるが。)