プレゼンは、自己紹介や案内に近いものがある。

企業などで行われる『プレゼン』。私自身もサラリーマン時には、パワーポイントで資料を作って、顧客に対してプレゼンなどを数多く行ってきた。そもそも『プレゼン』とは、何なのか。もう少し考えてみたいと思う。

ウィキペディアによると"情報伝達手段の一種で、聴衆に対して情報、企画、提案を提示して説明する行為を指す。"とある。つまりは、情報を相手に分かりやすく簡潔に説明する事で、伝達をするという所にポイントがある。これは、私自身は自己紹介に近いものではないかと考える。自分自身を紹介するという事は、自分で自分を良く知っていなければならないし、それを相手に分かりやすく伝えるという行為は、まさに『プレゼン』なのである。

私が、大学の後輩に相談を受けていたときに、練習させていた事はまずは自己紹介であった。自分自身を知り、自分自身を説明し、自分の出来る事やこういうことをしていきたいなどの考えを時間を区切って、纏めさせる事で、考えをまとめ、尚且つ魅力的に紹介するための工夫力を養わせていた。

また『プレゼン』は、私がNPOでお手伝いをしているような案内にも通じるものがある。物事を伝える時には、より簡潔に特徴や魅力を伝える必要がある。特に時間は限られている為、的を絞った解説を行うことになる。となると段取りが必要で、資料や写真も時にはそろえて、わかりやすい解説が求められる。これも一種のプレゼンテーションであると思う。

プレゼンを、初めて今後しなければならない立場にある人は、まず、自分自身をプレゼンしてみてはいかがだろうか?それから、魅力をどう伝えるかを考え、それをプレゼンなどに落とし込んでいければ、自身のアイデアを入れ込んでいくことで、オリジナルのプレゼン内容が、構築出来るのではないかと思う。