下鴨神社のことちょっとだけ

賀茂御祖神社【かもみやおじんじゃ】といいます。上賀茂の神さんのお母さん、お爺ちゃんが御祭神さんにあたる事から「祖」という字が入ります。葵祭(本来は「賀茂祭」)でも、行列が先に下鴨さんにお越しになるのは、御祭神さんが目上であるからといわれています。昔の文献では、上賀茂・下鴨両神社を総称して、『賀茂社』と呼ばれていました。うちは下鴨さんが氏神さんとなります。そのため、幼い頃から下鴨さんの糺の森で遊び育ちました。だから、人生の源といっても良いかもしれません。


下鴨神社には、多くの旧跡が残っています。その一つでおすすめしたいのが「神宮寺址」。神仏習合の考え方から昔は神社の境内に神宮寺という、お寺が建てられていたそうです。そこにあった小規模の池址が、今でも大きなくぼみとして残っています。子供の頃は、ここでかくれんぼしたり、探検ゴッコしたり、鬼ごっこしたりと、子供同士でお話したりと。

河合神社の北側にあるのですが、ここでいつも遊んでいました。今でも四季折々の表情が豊かな場所で、時々私も時間があるときには訪れては、休憩をしております。初夏なんかは最高です。現在、「はてなワールド」の『下鴨神社』本殿のあたりにには、双葉葵の神紋を書いておきました。もし良ければ、お参りにいらしてください。

はてなワールド」で検索:「下鴨神社」と検索していただくと丁度、本殿の所にいけます。