付箋


 ここしばらく付箋を貼る習慣が途切れていました。先日、ふと再開しようと思い立ち、購入に走ったのですが、それからまた数日、本を読む機会を逃してしまい、ようやくゆっくりと本を読む時間を作りました。

 基本的に僕が付箋を貼る本は、エッセイやコラムなどに分類される本のみに限定しています。あくまで興味深い情報や考えを抽出するために行う作業と位置づけています。大抵は、他の人から見れば、どうでもいいような所に付箋を貼っているように見られますが、特徴的なことや本質的な意を突いている部分にマークすることが多いです。

 上記の写真は、先日に一度読み終わった『都と京 (新潮文庫)』という本です。昨日再読し、読み流しで京都の様子をよく捉えられている表現に付箋を貼ってあります。写真を撮った時はだいたい全体の半分くらいまでを読んだところの付箋の様子です。結構、ザクザクとマークしていく方なので、多いです。

 まぁ流し読みですけど、ふわっと記憶に部分的に残っていくので、付箋でマークしたら、ざっと、また付箋のとこを読みなおして、あぁ、こういうとこが面白いなぁとあとで再度読み返しています。その時の読んだ感情をなるべく忘れないように、気軽に付箋を貼っていくのが、僕の付箋習慣です。