足つけ神事

 昨日から、下鴨神社でみたらし祭が行われています。みたらし祭とは、みたらし団子の発祥ともなった下鴨神社境内に流れる御手洗池に足をつけ、灯明を御手洗池の水の源泉である御手洗社の前に献じることで、健康を祈願する祓いの神事です。(ちなみにみたらし団子は、この御手洗池の水が土用の時期になると水量が増し、地下から溢れだすときの泡の様子を模したのが、お団子の由来と言われています。)

 私は昨日、足つけに行ってきました。このお水は地下水なので、この暑い時期にはとても冷たくて、気持ちよいのです。御手洗池は少し深いところもあって、だいたいひざくらいまで水面が来ます。なので、小さなお子さんがお越しになる時は、そこは注意してあげなければいけません。靴より、草履とか下駄で来られる方がいいかもしれません。

 23日〜26日の4日間の五時半から二十時半まで行われています。夏の暑気払いにもなりますし、糺の森の自然の中で涼やかに過ごして、御手洗池に足つけにお参りに来てみてはいかがでしょうか?ちなみにお灯明代は200円です。