ひとは記号で定義されている。

 ひとは身体があって、その個体に「名前」などの漢字(若しくはひらがな・アルファベットなど)という記号によって、個人が定義されている。死んでしまうと、固有の意識はなくなり、その個体そのものが持ち合わせている身体そのものも無くなってしまうのだから、名前という定義は過去のものとなってしまう。宗教によっては戒名とかもあるので、改めて新しい記号で定義されるのだが、そこには実体ではなく、その存在したという過去の歴史に定義がなされる。

 ちょっと頭の中で考えてしまったことであり、深い意味はない。